関門海峡の絶景

空中散歩で楽しむ

　関門海峡の絶景が楽しめる山口県下関市みもすそ川町の市営「火の山ロープウェイ」が７～９月の３カ月間、季節運行される。市観光施設課は「短い時間だが、変化する関門の眺めを楽しんでほしい」と利用を呼び掛けている。

７月から季節運行される火の山ロープウェイ
　１９５８年に運行が始まったロープウエーは、火の山の山頂とふもとの長さ約４３９メートルを約３分で結び、眼下に関門が一望できる観光スポットとして、多くの人たちに親しまれてきた。だが、利用者が減り、９８年から毎年１億円程度の赤字が続いたため、０３年４月から運休。存廃の判断材料として、０５、０６年度には期間限定の実証実験を実施し、懸案だった運行コストについても「削減できる」ことが分かったため、季節運行することになった。

　今年度は経費や維持管理費などで約３０００万円の予算を組んだ。期間は７月１日～９月３０日の毎日。時間は午前１０時～午後５時、２０分間隔で運行する。定員３１人。ガイドが眼下に広がる関門の観光スポットの紹介を行う。

　料金は大人は片道２００円（往復４００円）、子どもは同１００円（同２００円）。強風などで安全運行が危ぶまれる場合は、運休する。

　市観光施設課は「多くの人がにぎわう唐戸エリアと根強い人気のある長府エリアの中間点の観光スポットとして重要な位置にある。多くの人に来てもらい、下関に少しでも長く滞在してもらいたい」と話している。

　次の季節運行は来春を予定している。

（2007年06月18日　asahi．com）

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イチロー３年連続１位

好きなスポーツ選手、野球ベスト５
　最も好きなスポーツ選手は３年連続でイチロー（マリナーズ）――。

　中央調査社（東京都中央区）が行った全国意識調査によると、好きなスポーツ選手は３年連続で１位がイチロー、２位が松井秀喜（ヤンキース）の結果となり、大リーガーが１、２位を独占した。

　好きな選手は、プロ・アマ、現役・引退を問わずに一人だけを挙げるもので、３位は長嶋茂雄・巨人軍終身名誉監督で昨年４位から上昇。４位は松坂大輔（レッドソックス）が２１位以下からランクイン。ベスト５全員を野球選手が占めた。６位に入ったのはサッカーの中村俊輔（セルティック）。

　フィギュアスケートでは浅田真央（愛知・中京大中京高）が１９位から７位に順位を上げた。昨夏の甲子園優勝投手の斎藤佑樹（早大）は２０位に初登場した。

　好きなプロスポーツ（複数回答）では、プロ野球が１２年連続１位で５１・１％を占め、２位はプロサッカー（Ｊリーグ）の２２・８％、３位は大相撲の１８・３％。

　調査は５月１０～２０日、全国の２０歳以上の男女４０００人を対象に個別面接聴取法で行い、有効回答者数は１３５２人だった。

（読売新聞）

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漢字練習

漢字学習、少しずつ確実に

児童の元気な声が響く漢字の授業（相模原市立橋本小学校で）　小学校高学年（４～６年）の児童は、学校で習う漢字の約３分の１を書くことができない、という結果が、小中学校教諭などでつくる「日本教育技術学会」が先月発表した全国調査で明らかになった。

　◆毎日３字　１年後には…

　苦手とする傾向は高学年ほど高く、１年生では８４％の児童が「漢字が好き」と答えたのに、５年生では５１％に減り、好き嫌いが拮抗（きっこう）する。そうした現状の中、すべての学習の基本である漢字を好きになってもらおうと、授業の工夫をしている教諭がいる。「全員が満点」を目指しているのが特徴だ。

　神奈川県相模原市にある橋本小学校。鈴木恭子教諭（４３）が担任の５年２組で、児童たちが「いち、に、さん、よん」と声を出しながら、指で手本の漢字をなぞっていた。漢字の学習というと、鉛筆でひたすら字を書き続ける自習のイメージがあるが、鈴木教諭のクラスはにぎやかだ。

　この日の授業で習ったのは「銭」「財」「貨」の３文字。お金に関連する「金」「貝」の文字が含まれているという由来を教えた後で、空中に指で書いたり、ゲーム形式で楽しみながら書いたり。約１０分間かけて児童たちは３文字を繰り返し書き、最後には手本を見ずにスラスラとノートに書けるようになった。

　小学校で１年間に教える漢字は１５０～２００字。１回の授業で３文字は少ないようにも思えたが、毎日続けることで１年間にすべての字を習得できるという。「１週間に１回、まとめて覚えさせようとしても難しい。なによりも毎日毎日、確実に漢字を覚えたという自信を持つことが重要なのです」と鈴木教諭。「集中力が続くように工夫し、子供たちが飽きていないか常に気を配りながら授業をしています」と話す。

　５年生の最初の漢字テストでは、クラスの平均点は６２点だった。中には１０点台の児童もいたが、２か月後には小テストで１００点を取るように。「１００点の答案用紙は冷蔵庫に張っているそうです」と鈴木教諭。父母面談では「家で勉強している姿を初めて見ました」と感激しながら報告する親が何人もいたという。

　鈴木教諭のような教授法を推奨し、冒頭の調査を実施した日本教育技術学会の向山（むこうやま）洋一会長（６３）は、「漢字教育は教師の熱意だけでなく、具体的な指導技術も必要なのです」と強調する。

　子供たちが楽しみながら漢字を学び、１００点を取れるまでになる。その秘（ひ）訣（けつ）は、長期的な学習目標を毎日の授業に組み込み、少しずつ継続していく点にあるようだ。（岡本公樹）

(2007年6月21日  読売新聞)

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日本クルーズ客船

豪華客船で世界一周

　日本クルーズ客船（大阪市）は豪華客船「ぱしふぃっく　びいなす」による世界一周クルーズを発売する。2009年4月1日から7月13日まで103日間かけて、人気の高いヨーロッパを中心に地中海やカリブ海、アラスカの海域を巡り、海外19カ国、計27港を訪れる。

　横浜港発着と、神戸港発着があり、価格は２人１室利用の場合、船室のタイプで１人290万から1600万円。

[6月15日/日経産業新聞]

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　観光スポット

１０００個限定

輝く電波時計
 
　シチズン時計は、電波腕時計「シチズン　ｘＣ（クロスシー）」の限定モデルを２０日に発売する。

　世界最大規模の時計の見本市「バーゼル　ワールド　２００７」で発表した商品。ピンクゴールドを基調に、文字盤の枠には１２個のダイヤモンドをあしらった。１０００個限定。１０万５０００円。（電）０１２０・７８・４８０７

（2007年6月18日  読売新聞）

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